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Rolling Hills
マットレスじゃなく
電車とバスに乗って
ニュージャージーに行ってきました。

丘がいくつもうねるように続く土地をrolling hillsと言うのだそうですが、
ニュージャージー州とその隣のペンシルバニア州を走るとまさにそんな地形が続きます。

バスに乗って坂道をのぼりおりしていると
なにか自分が音符になったような気がした。
音符になって5線譜を駆け上ったり転がり下りたりする。
この坂を下りきったら次の小節、
スラーがかかってるからひと息に、スムーズに。
次の短い上りと下りはピンポン玉の軽さで飛び跳ねて行け
2拍半の休符のあと、クレッシェンドで峠に登りつめる。
そして景色が一気に開けたらカデンツァ、歌え!

土曜日のバスに揺られながら、
このおばさんはマジメな顔の裏側で
そんな愚にもつかぬことをちこっと考えたのでした。


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これは帰り道、対岸マンハッタンのまちあかり、アブストラクト版。




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( 2011.07.31 ) ( bubble ) ( COMMENT:2 ) ( TRACKBACK:0 )
空飛ぶマットレス
マットレスに乗って
飛んで行こう
ニュージャージーの丘の向こうまで

灰色のマンハッタンをあとに
光るハドソン川と
ミツワ・マーケットをちらと見下ろし
郊外の屋根の波や
貯水池にゴルフ場にトマト畑の上を
巣に帰る鳥の群れには気をつけながら
ニュージャージーの丘をいくつか越えて

もしかしたら
そこには
天国があったりするかもしれない

そんなところにあるわけないと
笑い飛ばせる人は
ひとりもいない
ここにいるのはみな
死んだことないひとばっかりだから

マットレスに乗って
向かい風をひたいで切って


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( 2011.07.29 ) ( daydream ) ( COMMENT:6 ) ( TRACKBACK:0 )
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きのう、会社を休んで海に行きました。
ずいぶんと久しぶりに泳ぎました。
水面の下の潮流の音を聞きました。
塩辛い水もちょっと飲みました。
波打ち際、かかとの下で砂が引く波にさらわれて行きました。
沖に向かって立つお母さんの両脇で
波に揺られる小さな兄弟を見ました。
浜辺に寝っころがって、潮風のはたはた鳴るのを聞きました。
海水で湿ったタオルと日焼け止めの匂いを嗅ぎ
空を横切るカモメや飛行機を見ました。
でもあの空は、日本の海の上にあった空と
やっぱり違う色でした。
(比喩じゃなく本当に)






( 2011.07.27 ) ( today ) ( COMMENT:5 ) ( TRACKBACK:0 )
ちょい成長
チビが来てからちょうど1ヶ月。早い。
来た時はまだ頭が重そうで歩き方もちょっと頼りない感じだったのに、今はもう肩で風切って歩いて体もかなり細長くなってきた。

世話していた人の話だと、とてもおとなしくてスイート、ということだったので、古参ネコが年寄りだからちょうどいいと思っていたら、こんなハイパーネコだったとは。古参ネコは5分に一度襲われて、アタシも針のようなするどい歯で足首噛まれたり、顔を跳び箱の踏み台にされたりしている。

そして食べる食べる食べる。自分のご飯をガッガッガッとむさぼり食い、次は大ネコのを横取り。取られた大ネコは戦うことはせず、アタシの顔を見る。(襲われた時もアタシの顔を見る)そんな眼で見ないでくださいよ。こんなチビに負けていないで自分のご飯は自分で守ってくれないかなあ。

今は、ご飯の時は大ネコが食べ終わるまでチビを隔離している。でもこれでいいのかな、ネコ同士にまかせておいた方がいいんでしょうか? 

IMG_5554_convert_20110725060847.jpg
ちょとネズミ顔。
それにあれだけ食べても細っこい、その強力なメタボリズムちょっとだけわけてもらえませんか。





( 2011.07.24 ) ( today ) ( COMMENT:2 ) ( TRACKBACK:0 )
Weeping Willow
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マンハッタンの国連ビルが対岸正面に見える川っぷちの公園、相棒と時々来た。
そのころはまだこの公園は一部しかできていなくて、この柳はまだ植わっていなかったけど。

あいつが見たことのないものが増えていき、
アタシは今もそんなものをいちいち数えて暮らす
自分のまわりはほとんどがひとごとのようで
それでもアタシが観覧車を下りる日はまだ先みたいだ。






( 2011.07.21 ) ( today ) ( COMMENT:4 ) ( TRACKBACK:0 )
今日のGrand Central -3
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日本の駅からはもう公衆電話が消え去っているという話を聞いたような気がしますが、こちらはたいがいの駅にあります。大きな駅なら必ず何カ所かこんな「電話寄せ集めコーナー」が残っていて、時々利用者も見かけます。ちゃんと車いすの人用の低い位置のものもあり。

アタシは携帯電話をよく家に忘れてくるので(それも誰かと外で待ち合わせしている時とかに)、今でも時々血まなこになって公衆電話を探す時があります。でも料金は意外と高くて、1セントを除く硬貨を財布がパンパンになるほど持ってないとまともな話はできないです、そんなに小銭持ち歩いている人いないでしょう?

日本のテレホンカードというのはやっぱりもう使われていないんでしょうか?使うと小さな穴があくやつ。
(ウラシマでごめん)





( 2011.07.18 ) ( today ) ( COMMENT:2 ) ( TRACKBACK:0 )
真夏の昼の夢
次の日陰までの最短距離を計って歩く買い物がえり
赤信号で
前に立つ子供のうなじに光る汗
道の向こうのくだもの屋のひさしの影は濃く
ひとはみな眉しかめて眩しい顔
雲だけが
空高くふくらんで上機嫌

やけに重たいひざしの下で
思うのは
床にながなが伸びたネコと
さっき買ったシャーベット
ゆうだちがざあざあとアスファルトを冷ます音

アパラチア山脈を背に
ひじまくらで寝そべって
しばらくここで腰落ち着けるつもりの夏。
その夏の、熱く湿った息をあびる
ビルのかたまりの底で
ちょろちょろ動く
ちっこい自分

夏の真っ昼間に見る夢



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花屋のガラスの向こうで涼しげなヒナ菊




( 2011.07.17 ) ( daydream ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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