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クリスマス風景いくつか
苦手な雑踏かきわけていくつか撮ってきました。
オ楽シミイタダケレバ幸イデス。


Holiday Frenzy
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公園をゆっくりと横切って帰ろう、雨もあがったし。 
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片手はポケットの携帯にぎってるのかな
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歩道に寝ころんで眺めたら天の川に見えるかもしれない
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( 2011.12.22 ) ( on this side ) ( COMMENT:10 ) ( TRACKBACK:0 )
笑うBukowski

歩道の人波に息がつまって本屋に駆け込んだ
だけどここもやっぱりすごい人
おまけにクリスマスソングが店内くまなく響き
アタシの頭越しに大きな声が飛んで行く
「ハニー、ジェーンのプレゼントはどうすんの」
二階にあがると
柱の横の詩のセクションだけなぜか誰もいない
ほの暗い隅っこに手招きされて
立ち読みしたCharles Bukowski 
288ページを開けたとき
上着を裏返しに着た彼の手がページの間から伸びて
アタシのさもしいself pityを
ひょいとつまんで食べてしまった
タイトルも
ha ha ha ha ha, ha ha



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Grand Central --コンコースが人でまっくろ






( 2011.12.18 ) ( bubble ) ( COMMENT:5 ) ( TRACKBACK:0 )
Notes
走りすぎる夜更けのバスの
窓のなかの顔ふたつ
まるで生き急いだ人みたいに

何かといえばカメラを向けて、せかせかと撮りまくる
まるで今日で世界が終わるみたいに
それで結局アタシはなにも見ちゃいない

朝日に光る線路から12月の空へ
列車の警笛が渡っていく
遠くのこいびとを呼んでいるように

歩道に落ちた右の手袋
手のひらを天に向けている
まるで雪でも待ってるみたいに


それはまるで聖なる丘の神殿 
階段のてっぺんで白く輝く十三夜のりんごと
仰ぎゆく巡礼に似たひとびと

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( 2011.12.17 ) ( notes ) ( COMMENT:6 ) ( TRACKBACK:0 )
生き残りの数えうた
一つ、 
ひとりっきりになることをひたすら恐れた日はもう遠く
部屋の広さにもいつのまにか馴れ

二つ、 
ふやふやと足もとで溶けていたアスファルト 確かな堅さを取り戻したのはいつ
あのころ毎日となえてた、みぎひだりみぎひだり、のおまじない

三つ、 
未亡人とは「死に損ない」という意味らしい、しばらくは暗い錯乱をひとりで歩く 
だから叱らずに待っててやって そのトンネルを抜けるまで

四つ、 
4年前のクリスマス、大きなツリーをアタシに見せて得意げに笑ったあいつ
その顔を忘れたいやら離したくないやら、あの木の青い匂いを嗅ぐのがいやだ

五つ、 
いつかきっと捨ててやる 帽子とコート、デザートブーツ、ひげそりもシャンプーも
そして携帯の中のあいつの名前 そのうちきっと

六つ、 
向こう岸のキミにはもう意味のないもの:誕生日、預金残高、アタシ、シャツのしわ、明日、
よく考えると何もかもだ、でも記憶だけ例外にしてください

七つ、 
なあと鳴きアタシを見上げる若いネコ
そうかおまえは知らないんだ、ここに住んでたもうひとりの人間のこと

八つ  
やっぱり人は死ぬのだ、そして死ぬともう家には帰ってこないのだ、
夜が更け月が渡っても、外が大雨だろうと吹雪だろうと。

九つ、 
こたえの出てない問いかけも もう密閉容器に片付けてしまえばいい 
そうする以外納得の方法がない、神を知らないアタシには

十、 
「とわ」そんなもの大ウソだと嗤ってきたのに 
いやいやそうとも限らないとこのごろ思えたりする、失くしていく若さとひきかえに
生き残るのも悪くない



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( 2011.12.11 ) ( poem ) ( COMMENT:10 ) ( TRACKBACK:0 )
Wish
手をつないだお母さんと子ども。


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この子が将来その手につかむものと触れられないもの
未来に出会うひとやなくしてしまうひとやただすれ違うひと
大笑いしたり迷ったり心を熱くしたり嘘をついたりする時間
このお母さんにこれから与えられる、数えきれない喜びと心配

いろんな明日がきっとやってくるけど
とりあえず今夜は、昨日によく似た一日が平和に終わって
この親子の屋根に静かな夢が降りてくるように。






( 2011.12.06 ) ( today ) ( COMMENT:10 ) ( TRACKBACK:0 )
木の下の酔っぱらい
先週ロックフェラーセンターのクリスマスツリーに灯りがついたので、こないだ見に行ってみた。
ものすごい数の人がそのまわりで笑ったり騒いだり抱き合ったり写真を撮ったりしていた。人の隙間をやっとのことで通り抜けてツリーの近くまでたどりつき見上げると、びっしり電球をまとった巨大な枝が風にゆっくりと揺らいでいて、その揺らぎ具合が海藻そっくりなので、自分は海の底から天界をやぶにらみするヒラメみたいだと思った。


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ツリーの前のスケートリンクではたくさんのひとが白い氷の上を回遊していて、これもまたじっと眺めているとなぜか、どこか遠い国のお葬式の行列のような現実感の薄い光景になり、ついさっきまで仕事をしていた自分とここで幻覚を見ている自分、ひょっとするとアタシはふたりいるんじゃないかなどと思ったりした。

輝くクリスマスツリーの下で、アタシは飲みもしないのにちょっと酔っぱらってしまった。



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今年のツリーは、ペンシルバニア州から運ばれた、樹齢80年高さ22メートルのスプルースだそうです。






( 2011.12.04 ) ( on this side ) ( COMMENT:6 ) ( TRACKBACK:0 )
Pearl
あなた私のことを
口が堅くて
ちょっと頭が弱い
便利な女だと思っているでしょう
だからそんなに私のなかにずかずかと上がり込んで

それなら私は
あなたのポケットからぼとぼとこぼれた
そのくだらない自尊心を
私の痛みと虹でくるんでくるんで
丸く閉じ込めてしまいましょう

少しいびつなその珠はいつか、
たぶんあなたも私も死んだあと
この海を出て
ずっと遠くの眩しい街で
赤い唇の女たちの肌を飾るでしょう
真珠と呼ばれて



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( 2011.12.01 ) ( poem ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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