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In the Night
In the Night というバレエを観た。
まえまえから、バレエダンサーというのはこの世の生きものではない気がしていたけど、これを観てその感じがもっと強く煮詰まった気がした。

星がまばらに光る夜空を背景に、3組の男女がかわるがわる現れて消えた。音楽はショパンのノクターン4曲。暗い舞台を音もなく動く彼らはまるで、みずから発光する漂流物みたいだ。そして私は、屋根の上の闇を無邪気に漂い遊ぶ生きものたちを盗み見ている。そんな錯覚が心に湧いた。

生きものたちは闇の中をのびのびと舞い動いた。ぴったりと足を合わせて跳んだり、さっと離れたりまた手を差し伸べあった。女は、男に抱きかかえられるのを嫌がって足をパタパタさせたり猫みたいにぬるりとすり抜けたかと思うと、植物のつるが巻き付くように男の首にゆっくりと腕をからませた。 はかない首を折って男に身を預ける女が一瞬ちょっと透き通って見えた。



IMG_1171_convert_20120324100526.jpg


あなたの屋根の上ももしかしたら、夜な夜なそういうことになってるかもしれませんよ。





( 2012.05.25 ) ( notes ) ( COMMENT:10 ) ( TRACKBACK:1 )
コメント

No title

タロコさん こんばんは♪

バレエの世界は独特ですよね~ 自分も「創作バレエ」を観に行った事がありますが

頭から足先までクリーム色のタイツを身にまとい、遠目には裸の男女が踊ってるという

感じのものです! もちろんダンサーは外国人の方です(微笑)

( by : miorpoet * URL ) ( 05/26 - 10:53 ) ( 編集 )

No title

風呂上りにアイスクリームを食べようと近くのコンビニへ歩いていく。田舎なので夜遅くに歩くことなんて殆どない。夜空を見上げながらこのまま歩き続けたいなあと思う。

そんなことを考えながら帰って来てここに来てみると夜に戯れるダンサーのお話。自分ちの屋根に彼らを見たような錯覚・・・・妄想・・・・に。

ちなにみに今日は英会話の先生とバレエダンサーの映画の話をしたばかり。題名は失念してしまいましが、先生がいい映画だから観てみたらと。

なんかちょこちょこといろんなことが繋がってるなあ。

( by : もうこ * URL ) ( 05/26 - 11:55 ) ( 編集 )

Minorpoetさん

遠目には裸の男女が踊ってるって、ちょっと笑えます。おっしゃる通り、本当に独特な世界ですね、女性は、結婚して子供を産むこととバレリーナとしてやっていくことは両立しないそうです。そういえば、バレエはアジア人が少ないですね。やっぱり体型?

( by : タロコ * URL ) ( 05/26 - 20:40 ) ( 編集 )

もうこさん

このまま歩き続けたいと思うキミはめっちゃ可愛いと思います。日本のコンビニがここに突然出現したらアタシは毎晩歩いていくんだけどなあ。

その映画はたぶん「ブラックスワン」というのでは。恐ろしくておもしろい実にクールな映画です。いろんなことがつながっている感じ、それを英語でSynchronicity (シンクロニシティ)というのだそうで。ユングが言い出したらしいですが、偶然のようであり意味ある一致のようでもあり、運命を感じてしまったりなんかするんですねえニンゲンは。

( by : タロコ * URL ) ( 05/26 - 20:51 ) ( 編集 )

No title

バレエはあこがれました。
実際、小学校からバレエをやっている友人の発表会を何度か観に行っていたので、「私もやりたーい!」と、何度だだをこねたことか。
そちらではバレエやオペラといった舞台芸術を観るのは、ごく庶民感覚なのでしょうか。
日本では、入場料も結構高いし、ちょっと敷居が高い芸術って感じです。
むしろもっと高くても、歌舞伎の方が庶民的かな? 私も意味わかんなかったけど、歌舞伎には圧倒されました。

でもバレエってのは、もっとなまめかしく、躍動感の種類も違い、なんといっても美しい!
体の線や動きのしなやかさ・・・
で、でもね・・・実は3列目でバレエを見た時は、ちょっと閉口しました。
だってさ・・・化粧は凄いし、腿の筋肉モリモリだし、それにタイツ姿の男性ダンサー・・・ははは・・・どこを見たらいいのか、困りましたww
私って、つくづく下賤な感性の持ち主だと実感したあの日・・・。
ふるさとと舞台は、ある程度の距離を置いて見るのが正解だと思いましたw

( by : とんがりねずみ * URL ) ( 05/26 - 23:39 ) ( 編集 )

とんがりねずみさん

私も憧れましたよ~。友達のバレエシューズがうらやましかった。
ふるさとと舞台、近すぎるとよくないって、また笑わせてもらった。でもほんとそうですね。見上げると間近にタイツ姿だとちょっと困るなあ私も。勝手な幻想にふけることもできない。バレエやオペラ、いつも思うんですがとにかくお年寄りが多いです。私はだいたいいつも天井桟敷です。すごい安くて、見えにくいけどオケの音は天井に反響して1階よりよく聞こえる。

私は昔、文楽にしびれました。三味線の人がくるんと廻って現れて、終始ものすごい無表情で。人形が、介添人をつき従えた高貴な人に見えてくる。今度日本に帰ったらまた行きたいです。

( by : タロコ * URL ) ( 05/27 - 21:27 ) ( 編集 )

No title

私は、お付き合いの発表会しか見たことありません。
テレビでは、あるけど・・・・
・・・・

勇気出して言いますが、リンクさせて頂いていいでしょうか。
どうでしょう。

( by : N,yasukoです * URL ) ( 05/28 - 03:37 ) ( 編集 )

N,yasukoさん

発表会のおつきあい、あれけっこうおもしろいですよね。
上手な子もヘタな子も、やる気満々の子もいたりわけわかってない子もいる。
群舞のときなんか床がドカドカ雷みたいに鳴るし、笑っちゃいけないんですが。

リンクのこと、喜んで!ありがとうございます。
こちらもリンクさせていただいていいですか?

( by : タロコ * URL ) ( 05/28 - 06:40 ) ( 編集 )

こんばちは~♪

ああ、この夜景の写真!
とってもとっても綺麗ですねえ。
焦点の合っている窓たちのカーテンの色が一つ一つ違っていて、
それがなんだかせつなさを誘います。
ピントをわざとずらせた前景と遠景の明かりは、お星さまみたいに滲んでる…
…こんな写真見ると、生きている喜びと悲しみがないまぜになった
ひりひりするような感動をしてしまいます!
とっても上質の映画を見て、劇場から夜の街に出た時のような気分…

バレエ。私は生で見たことがありません。でも、好き。
ローザンヌバレエコンクールは毎年ずっと見てました。かつて一人とっても辛口の
批評をするクロード・ベッシ―さんという先生がいらして、その批評が、
厳しいんだけど、痛快な感じで好きでした。
バレエの映画、というと、そう見てないけれど、ミハイル・バリシニコフと
グレゴリー・ハインズのダンスシーンが素晴らしい『ホワイト・ナイツ』は
とてもよかったです。

『 はかない首を折って男に身を預ける女が一瞬ちょっと透き通って見えた。』
…この表現、いいなあ!!!

我が家の屋根の上で、今晩そうした精霊たちの踊り、繰り広げららないかなあ…

( by : 彼岸花さん * URL ) ( 05/29 - 10:04 ) ( 編集 )

彼岸花さん

こんばちは~~
私の写真を気に入ってくださって本当にうれしいです。「映画の後、劇場から外へ出た時の気分」って、彼岸花さんの言葉で気づかされましたけど、あのなんとも言えない現実の非現実感というか、夜に立ってる電柱まで新鮮に見えたりするあの感じ、ですよね!
彼岸花さんのブログ再開、うれしいです。

( by : タロコ * URL ) ( 05/29 - 21:16 ) ( 編集 )

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In the Night というバレエを観た。まえまえから、バレエダンサーというのはこの世の生きものではない気がしていたけど、これを観てその感じがもっと強く煮詰まった気がした。星がまばらに光る夜空に、3組の男女がかわるがわる現れて消えた。音楽はショパンのノクターン...

( まとめwoネタ速neo ) ( まとめtyaiました【In the Night】 ) ( 05/26 18:22)
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